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空を見上げる古い歌を口ずさむ
カテゴリ: 小路幸也 / テーマ: 読書感想文 / ジャンル: 小説・文学

第五十七回。
小路幸也の『空を見上げる古い歌を口ずさむ』
第二十九回メフィスト賞受賞作。

酒の勢いで連続更新。
読んだ本はだいぶたまっている。
ちなみに飲んでるのはこれ。
度数が強めで手軽に酔える。
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不明

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タイトルに惹かれて買った作品。
作者は全然知らなかった。

物語は終始、「僕」の兄の回想という形で進む。
そしてその回想は、内容だけを見れば、不可解で、残酷な部分も含んでいるのだが、その雰囲気は穏やかで、やはりどこか懐かしい。
「昔」を手放しに賛美するつもりはない。
だがそれでも懐かしいと感じてしまうのはなぜだろう。
これが原風景というやつだろうか。

不思議なものに名前が付けられ、原理を明かされると、とたんに嘘くさくなることが多い。
大風呂敷を広げたが収束に失敗した作品に多い傾向だろうか。
だが、この作品にはそれはない。
おそらくは、人の顔がのっぺらぼうに見えるというこの現象の大部分を謎のままにしたことが大きいのだろう。
それでいて大体の部分を創造することができるから、投げっぱなし感もない。

ちなみにこのタイトルはお気に入りなのだが、最初は「空を見上げる。古い歌を口ずさむ」という風に、二文になっていると思っていた。
読んだらわかるが、これは「空を見上げる古い歌」を口ずさむ、なのだ。
この時点で勘のいい方なら気づいたかもしれないがこの「空を見上げる古い歌」とは、おそらく日本でもっとも有名な歌の一つであるアレだ。
あえて曲名は言わない。

似た感じのタイトルが近作にあるようだが、続編だろうか。



評価:A+



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(2007/05/15)
小路 幸也

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Edit / 2009.06.12 / Comment: 0 / TrackBack: 0 / PageTop↑
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2008 11/13(木)開設

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