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スメル男
カテゴリ: 原田宗典 / テーマ: 感想 / ジャンル: 小説・文学

「赤ん坊の匂いだね。ねえ、そうだろう」


第四十五回。
原田宗典の『スメル男』

死んだ親友の研究していた物質に触れてしまったことで、嗅ぐだけで嘔吐してしまうような悪臭を放つようになってしまった無嗅覚症の青年が、天才少年らと協力して、米陸軍がバックに控える組織と戦う、そんな話。

それにしても主人公がかわいそう過ぎる。
主人公の発する臭いを鼻で嗅いでしまった人はほぼ例外なく嘔吐している。
主人公は何度か吐瀉物を直で浴びている。
本当に無嗅覚症でよかった。
自分の体からそんな臭いがしているのだから本人だけは逃げようがない。
無嗅覚症でなかったら早々に発狂して自殺しているだろう。

ヒロインのマリノレイコはなぜ最後まで片仮名のままなんだろう。
何か意味があったのかな。
漢字で書くと何かが明らかになるとか。
それはないか。
彼女はとても優しい人だ、ウザイけど。
主人公の悪臭を嗅ぎ、嘔吐しても決して主人公を見捨てない、ウザイけど。
まあなんていうか、読めばわかると思うのだけど、ウザイ。

天才少年の二人がナイスガイだ。
特にマキジャクが。
しかも意外と武闘派。

ただ、少しいろんなものを詰め込みすぎてしまった感がある。
無嗅覚症、BC兵器、天才少年、米陸軍、etc。
主人公のどもり癖なんかも必要のないファクターだったような。
そのせいで、結局コメディーなのか、シリアスなのかよくわからなくなってしまった。

でもその辺りを差し引いても面白かった。



評価:B



スメル男 (講談社文庫)スメル男 (講談社文庫)
(1992/06)
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Edit / 2009.02.23 / Comment: 0 / TrackBack: 0 / PageTop↑
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Author:gaker
福井晴敏と本多孝好が好きです。大好きです。
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2008 11/13(木)開設

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