スポンサーサイト
カテゴリ: スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Edit / --.--.-- / Com: - / TrackBack: - / PageTop↑
ふたりの距離の概算
カテゴリ: 米澤穂信 / テーマ: 感想 / ジャンル: 小説・文学

手はどこまでも伸びるはず。


第二百二十二回
米澤穂信の『ふたりの距離の概算』

奉太郎達は二年生となり、古典部にも新入生が入部した。
しかし彼女は、えるとの会話が原因で入部を止めてしまう。
納得できない奉太郎はマラソン大会の最中、その真相を推理する。

古典部シリーズ第五弾。
奉太郎達に後輩ができる。
その後輩、大日向友子は、明るい少女だが、少しばかり癖がある。
まあ登場人物みんな癖があるのだが。

奉太郎も随分と変わったものだ。
丸くなったというか。
そしてえるのことを意識しているのも伝わる。
家に来たの来ないののくだりなんかは甘酸っぱいではないか。

なんというかこのシリーズは奉太郎の成長物語でもあるのだなと思った。
もちろん奉太郎以外の面々にもスポットは当たるのだが、やはり主人公の奉太郎の割合が一番大きい。

シリーズを通してだが、万事解決ハッピーエンドという訳ではなく、少しばかり苦いものが残る。
まあミステリなのだから当たり前かもしれないが。
青春の部分と相まって、その苦さがまた引き立つのだ。

最初に引用した、終章のタイトルでもある「手はどこまでも伸びるはず」という一文が好きだ。
この手の文章は凄く好みなのである。


評価:A


ふたりの距離の概算 (角川文庫)ふたりの距離の概算 (角川文庫)
(2012/06/22)
米澤 穂信

商品詳細を見る


にほんブログ村 小説ブログ 小説読書感想へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト
Edit / 2013.08.10 / Comment: 0 / TrackBack: 0 / PageTop↑
Comment
 
 
 
 
 
 
 
 


Pagetop↑
TrackBack
Pagetop↑
プロフィール

gaker

Author:gaker
福井晴敏と本多孝好が好きです。大好きです。
もう家に本を置く場所がありません。

リンクもトラックバックも昔の記事へのコメントも全部大歓迎です。

2008 11/13(木)開設

評価基準
AAA:凄く凄い
AA:凄い
A:とても面白い
B:面白い
C:暇つぶしには
D:ん~、微妙
E:読み進めるのが苦痛
ランキング

にほんブログ村 小説ブログ 小説読書感想へ
クリックしていただけると嬉しいです。
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。