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インシテミル
カテゴリ: 米澤穂信 / テーマ: 感想 / ジャンル: 小説・文学

「……空気の読めないミステリ読み、だそうだ」


第百九十八回
米澤穂信の『インシテミル』

時給十一万二千円のバイト。
その内容は「ある人文科学的実験の被験者」になることだった。
様々な思惑を持ってこのアルバイトに応募してきた十二人の男女。
彼らは「暗鬼館」と呼ばれる地下施設に閉じ込められ、このアルバイトの内容を知る。

さて、「氷菓」を読んでいまひとつだと思った米澤穂信である。
だが、他の作品は面白いという話だったので、とりあえず映像化もされた有名どころのこれを読んでみた。
結果から言えば、かなり面白かった。

衝撃的な(読者にとっては予想通りの)バイトの内容が明らかになっても、一部を除き一同は冷静だった。
まああのリアクションが現実的な所だろう。
しかし銃で撃たれた死体が見つかったことにより、一同は疑心暗鬼に囚われる。

この辺はお約束というか。
強く本格を意識しているのが分かる。
いや新本格になるのかな。

登場人物に様々なバックグラウンドが見え隠れする。
だがそれを掘り下げることはしない。
あくまでも事件とその解決が本筋であり、登場人物たちはその駒にすぎないというスタンスなのだろう。

そしてラストがまたいいではないか。
続編をうかがわせる終わり方。
だが恐らく続編が書かれることはないのではないかと私は思う。

なにはともあれ面白かった。
推理をしながら読むには少々登場人物が多すぎたのが難点といえば難点か。
まあもともと私はあまり推理をしながら読むことはしないのだが。


評価:B+


インシテミル (文春文庫)インシテミル (文春文庫)
(2010/06/10)
米澤 穂信

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2008 11/13(木)開設

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