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猫泥棒と木曜日のキッチン
カテゴリ: 橋本紡 / テーマ: 感想 / ジャンル: 小説・文学

 悲劇はいつだって突然やってくる。


第百八十九回
橋本紡の『猫泥棒と木曜日のキッチン』

お母さんがいなくなった。
何の前触れもなく、ある日突然。
お父さんはずっと前に出ていった。
だからわたしは弟と二人で暮らすことになった。
そんなある日、わたしは地獄のつまった箱を見つける。

さっそく橋本紡の作品を古本屋で探してみたが、これしかなかった。
『空色ヒッチハイカー』とはずいぶんと毛色が違う作品だ。
猫好きの人には読むのがつらい作品かもしれない。

主人公のみずきの、大人でありながら何かが足りない感じ。
何かが欠けている感じが、何だか読んでいて不安になる。
みずきは母親がいなくなっても、少々呆れただけで、悲観も、怒りもせず、淡々と現実を受け入れる。
当座のお金に困らないということはあるにせよ、やはり何かみずきには欠けている。

しかし、地獄のつまった箱を生み出した人間に対し、みずきは怒り、憤る。
そして行動を起こすのだ。
ここで初めてみずきが高校生なのだと実感できた。
そう、みずきは大人になることを強いられてきたけれども、まだ高校生なのだ。

後味が何とも言えない。
悪くはない。
が、よくもない。
色々ともやもやは残る。


評価:B


猫泥棒と木曜日のキッチン (新潮文庫)猫泥棒と木曜日のキッチン (新潮文庫)
(2008/11/27)
橋本 紡

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gaker

Author:gaker
福井晴敏と本多孝好が好きです。大好きです。
もう家に本を置く場所がありません。

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2008 11/13(木)開設

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