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ぐるぐるまわるすべり台
カテゴリ: 中村航 / テーマ: 感想 / ジャンル: 小説・文学

「仕事はきっちりとする。女子はきっちりと笑わせる」


第百七十八回
中村航の『ぐるぐるまわるすべり台』

大学を辞めた僕は、塾講師のバイトをしながらバンドのメンバーを募集する。
生徒のヨシモクはは固まり、僕はその間色々なことを話す。
やがて集まったバンドのメンバー。
結成されたバンド狛犬(仮)の行く末は。

また中村航である。
後文庫化されているのは二つか。
一つはもう手に入れている。

さて、今作だが、長編と呼ぶには少々量が短い。
ただでさえ薄い本の半分程度しか本編がない。
これはもう短編か中編と呼ぶべきだろう。
残りはカップリング作となっている。
CDのような作りとなっているわけだ。
それは勿論この作品が音楽を一つのテーマとした作品だからだ。

僕、こと小林はなかなか煮え切らない男だ。
大学を辞めて、自分が中心となって結成したバンドに自分は参加しなかったり、何となくつかみどころがない。
ふわふわしているのだが、好感が持てる。
中村航の描く人物はみんなそんな感じだ。

ところで冒頭に引用した台詞だが、他の作品でも使用されていた気がする。
『あのとき始まったことのすべて』だっただろうか。
ちょっと思い出せない。
でも、いい台詞じゃあないか。
正しいよ、哲郎と千葉は絶対に正しいよ。

「なんかいい」という、とても曖昧な褒め言葉がこれほどあてはまる作家も珍しいように思う。
もちろん具体的にいいところを上げていくこともできるのだが、結局は「なんかいい」という結論に落ち着く。
今作も当然、「なんかよかった」のである。


評価:A


ぐるぐるまわるすべり台 (文春文庫)ぐるぐるまわるすべり台 (文春文庫)
(2006/05)
中村 航

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Author:gaker
福井晴敏と本多孝好が好きです。大好きです。
もう家に本を置く場所がありません。

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2008 11/13(木)開設

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