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理由あって冬に出る
カテゴリ: 似鳥鶏 / テーマ: 感想 / ジャンル: 小説・文学

第百六十八回
似鳥鶏の『理由あって冬に出る』

芸術棟にフルートを吹く幽霊が出るらしい。
それを確かめることになった、僕――葉山君は夜の芸術棟へと出向いたのだが、幽霊は実際に「出て」しまった。
好奇心あふれる伊神先輩と共に謎の解明に挑むこととなった僕。
しかし、不思議な出来事は次々に起こり……。

青春ミステリの部類に入ると思う。
とはいえ、大きな事件が起きる訳ではない。
謎解きも特別目新しいものでもない。
だがしかし、とても雰囲気がいい。
お人よしの僕と、強引な伊神さんはいいコンビだし、他の登場人物たちもいい味を出している。
演劇部長の柳瀬さんとかいいキャラだ。

凄い、青春感がある。
それは、いいことばかりじゃなく、苦い部分も描かれている辺りからも感じられる。
東さんとか、豊中さんとか。

そしてオチが凄く好きだ。
この幽霊なんていなかったと思ったら実は……というパターンは、使い古されているけれど、個人的にはとても好みである。

気になる点として、表紙の女の子は誰かという点だ。
男の方は葉山君だろうが、女の子の方が誰かははっきりとはわからない。
特にヒロインがいる作品ではないからだ。
しかし、まあ、妥当な点で言えば、柳瀬さんかなあ。
葉山君のこと好きっぽいし。
そう言えば葉山君のフルネームは出てきただろうか。
記憶にはないが。
いや、他の人たちも名字だけの人が多い気がする。

これと言って特筆する所がある訳ではないけど、読んでいて退屈はしない。
何となく面白い、そんな感じの作品だ。


評価:B


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(2007/10)
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Author:gaker
福井晴敏と本多孝好が好きです。大好きです。
もう家に本を置く場所がありません。

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2008 11/13(木)開設

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