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100回泣くこと
カテゴリ: 中村航 / テーマ: 感想 / ジャンル: 小説・文学

ずっとずっと続くんだと思っていた。


第百六十回
中村航の『100回泣くこと』

実家で飼っていた愛犬のブックが死にそうだと連絡を受けた僕は、ブックの大好きだったバイクを、彼女と一緒に修理してブックに会いに行くことにした。
そのバイクの修理中に彼女にプロポーズし、一年間結婚の練習をすることになった。
ブックも一命を取り留めた。
しかし――。

以下ネタバレ含む。

さて、まず一つ言いたいのは、裏表紙のあらすじで結末を匂わすのはやめていただきたいということだ。
二転三転するストーリーの一転目を匂わすくらいなら許容範囲だが、基本的にあらすじはネタバレ無しでしょうが。
おかげで彼女が体調を崩した段階でもう、何となく分かってしまったじゃないか。
まあ、ネタバレが興を削ぐタイプの作品ではなかったからまだ良かったけど。

内容としてはまあありがちと言ってしまえばありがちな話だ。
ヒロインが病気で死んでしまうやつだ。
それだけに作者の力量が問われるタイプの話だろう。
中村航は、上手くこの材料を調理出来ているように思う。
だんだんと不安を煽り、最後は予想を裏切りあっさりと締めた。
この締め方が凄く良かった。
ほら、死んだぞ、悲しいだろう、と言わんばかりの感動の押し付けはそこにはない。
しかし、悲しみはしっかりと伝わってくる。
やっぱり、この作者、いいな。
気に入った。

余談だが、少しずつ不安を煽られ、結末を予想させられながら、それを信じたくなくて、でも結局予想したとおりの結末になってしまう、というのは、B'zの名曲をモチーフにした、あるWeb小説を思い出した。
今はもうサイトも閉鎖してしまって、読むことも出来ないのだが、一応ネタバレはしたくないのでタイトルは伏せる。
同じくB'zの名曲をモチーフにした続編もあったのだがこちらは結局未完だったな。
復活しないかな~。
お金がなかった中高時代はよくWeb小説を読んだものだ。
しかし、昔読んで面白かったものも、今では読めなくなっていたりして寂しい。


評価:A


100回泣くこと (小学館文庫)100回泣くこと (小学館文庫)
(2007/11/06)
中村 航

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Author:gaker
福井晴敏と本多孝好が好きです。大好きです。
もう家に本を置く場所がありません。

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2008 11/13(木)開設

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