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別冊図書館戦争I
カテゴリ: 有川浩 / テーマ: 感想 / ジャンル: 小説・文学

「それは率直に言ってやり逃げって言うわね」


第百三十六回
有川浩の『別冊図書館戦争I』

『図書館革命』で郁が堂上と付き合い始めてから、そのラストで「堂上郁」となるまでの間の、二人の話である。
にしても……、あっめえええええ!!
もうベッタベタに甘い。
ただでさえ読んでいてニヤニヤしてしまうシリーズなのに、別冊の破壊力は本編をさらに上回る。
もう所構わずいちゃいちゃいちゃいちゃ。
様々な事件も起こるのだが、本題は二人の距離が縮まっていく過程だ。
特に二十六歳純粋培養乙女・茨城県産、郁は終始こんな感じだ。

「何か、あたしのほうが絶対好きだなーって」

「あーキスした―い」

「触ってください! あたし、堂上教官に触られたいんです!」

 もし、あたしが……かわいく、とか、なったんだとしたら、
「好きな人が堂上教官だったからだよ。仕事で使える奴にしてくれたのも堂上教官だし」


まあ堂上も堂上で結構言っているが。

「あんな顔されて手なんか出せるもんじゃねえぞ」

「逃げられるのが一番怖い。悪いか」

「うっかりそんな宣言してこの先ただで済むと思うなよ」

「俺はいつまでお前の教官だ? 郁」

そしてこのプロポーズである。

「じゃあ、これは俺からの『提案』だ。俺から婚約指輪を受け取って俺と結婚する意志はあるのか」

なんてプロポーズだ(笑)
だが、らしくもある。

引用ばかりになってしまった。
郁と堂上の他には、相変わらずの微妙な距離感の二人、手塚と柴崎も見どころだ。

 あんたなんかだいっきらい。

 だいっきらいで結構だよ。

このやり取りは良かった。
こう、ぐっと来るものがあった。
やっぱり図書館戦争シリーズではこのカップルが一番好きだな。
この二人の決着は次巻で見せてくれると信じている。

巻末のショートストーリーだが、小牧は何と言うか、善人面しているが、器が小さいというかなんというか。
あまり性格はよくないな。
ロリコンだし。

いやしかし面白かった。
存分にニヤニヤできたし。
本編ほどのストーリーの盛り上がりがないのはまあ仕方ないだろう。
だがそれを差し引いても十分に満足のいく出来だ。

さて、次の別冊IIで図書館戦争シリーズもラストだ。
もちろん既に買ってある。
読むのが楽しみだ。

余談だが後書きのベタ甘警報が面白い。
そんなに必死になって言わなくても(笑)


評価:AA+


別冊図書館戦争 1―図書館戦争シリーズ(5) (角川文庫 あ)別冊図書館戦争 1―図書館戦争シリーズ(5) (角川文庫 あ)
(2011/07/23)
有川 浩

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Author:gaker
福井晴敏と本多孝好が好きです。大好きです。
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2008 11/13(木)開設

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