スポンサーサイト
カテゴリ: スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Edit / --.--.-- / Com: - / TrackBack: - / PageTop↑
さまよう刃
カテゴリ: 東野圭吾 / テーマ: 感想 / ジャンル: 小説・文学

第百二十六回
東野圭吾の『さまよう刃』

花火大会の夜に全ては起こった。
長峰の一人娘、絵摩は未成年の男たちに蹂躙され、後に死体で発見される。
密告電話によって犯人を知った長峰は、娘の復讐を始めた。
一人を殺し、もう一人を追って逃走する長峰。
世論をも巻き込んだこの事件の結末とは。

少年法の抱える問題に真っ向から挑んだ作品だ。
未成年は罪を犯しても刑事処分を受けることはほとんどなく、更生のための措置が取られることが多い。
だが、更生の余地のない人間というものは確かに存在する。
正義とは何か、裁くのは誰なのか。

犯人の外道振りがこれでもかと強調され、読者は長峰が復讐を果たすことを望みながら読むこととなるだろう。
私もそうだったが、その一方で恐らく復讐が果たされることはないだろうと思いながら読んだ。
そして作者がこの難しい問題にどんな答えを用意しているのかを楽しみにしていた。
が、このラストか。
う~ん、釈然としない。
作者として何らかの答えを出すべきだったんじゃないか。
いや、結局現行法に委ねると言うのが東野圭吾の解答ということなのか。
それは多分違うだろうし……。
もやもやする。
あるいはこのもやもやが解答か。
だが、この問題を取り上げた以上やっぱりはっきりした解答が見たかった。

東野圭吾は初期のものしか読んだことがなく、何というか私にはあんまり響かないイメージがあった。
比較的最近のものは初めて読んだのだが、何かえらそうだが、まあまあといったところか。
つまらなくはないけど、手放しで称賛できるほどではないというか。
まあ他のもいくつか読んでみようと思う。


評価:B-


さまよう刃 (角川文庫)さまよう刃 (角川文庫)
(2008/05/24)
東野 圭吾

商品詳細を見る


にほんブログ村 小説ブログ 小説読書感想へ
にほんブログ村
スポンサーサイト
Edit / 2011.06.16 / Comment: 0 / TrackBack: 0 / PageTop↑
Comment
 
 
 
 
 
 
 
 


Pagetop↑
TrackBack
Pagetop↑
プロフィール

gaker

Author:gaker
福井晴敏と本多孝好が好きです。大好きです。
もう家に本を置く場所がありません。

リンクもトラックバックも昔の記事へのコメントも全部大歓迎です。

2008 11/13(木)開設

評価基準
AAA:凄く凄い
AA:凄い
A:とても面白い
B:面白い
C:暇つぶしには
D:ん~、微妙
E:読み進めるのが苦痛
ランキング

にほんブログ村 小説ブログ 小説読書感想へ
クリックしていただけると嬉しいです。
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。