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蠅の王
カテゴリ: ウィリアム・ゴールディング / テーマ: 感想 / ジャンル: 小説・文学

第百二十三回
ウィリアム・ゴールディングの『蠅の王』

核戦争が勃発し、子どもたちを疎開させている途中の飛行機が無人島に不時着した。
そこには食べ物も豊富にあり、子どもたちは秩序を作り、上手くやっていた。
しかし次第にその秩序に亀裂が走り……。

五十年くらい前の名作と呼ばれる作品に手を出してみた。
だけどやっぱり今一つ楽しめなかった。
やっぱり海外の小説は私には合わないのかな~。
何というか台詞なんかに独特のくどさのようなものを感じる。

さて内容だが、まず上で書いたようにくどさを感じた。

「ほら貝は、ぼくがもっているんだぞ!」

この台詞を何回言うつもりだ。

また総じて登場人物たちがヒステリックで情緒不安定だということだ。
ある種の極限状態に置かれているのだから当たり前かもしれないが、まだうまくいっている時でもそうだ。
食料も水も確保できているのだから、最初からそこまで情緒不安定にならなくてもいいと思うのだが。
言ってることとやってることが支離滅裂で読んでいて混乱する。
もうちょっと冷静でもいいと思う。

ラストもしりすぼみで終わってしまう。
これでは消化不良だ。
また消えた少年はどこに行ったのか。
彼の見た蛇のようなものはいったい何だったのか。
結局夢か幻覚ってことでいいのか。
海がどうこうってのも蜃気楼ってことなのか。

「蠅の王」というのは人間の中に潜む悪意のようなもののことだろう。
つまりサイモンの聞いた声は彼の中の悪意ということだ。
この小説は性悪説の立場に立った小説なのだろう。

総じて読みにくさを感じた。
物語としてもあまり魅力的とは言えないように思う。
正直少し、退屈だった。


評価:D


蝿の王 (集英社文庫 コ 1ー1)蝿の王 (集英社文庫 コ 1ー1)
(1978/01)
ウィリアム・ゴールディング、平井 正穂 他

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Edit / 2011.06.03 / Comment: 0 / TrackBack: 0 / PageTop↑
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Author:gaker
福井晴敏と本多孝好が好きです。大好きです。
もう家に本を置く場所がありません。

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2008 11/13(木)開設

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