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クローズド・ノート
カテゴリ: 雫井脩介 / テーマ: 感想 / ジャンル: 小説・文学

第八十四回
雫井脩介の『クローズド・ノート』
映画化されている。

雫井脩介といえば犯罪小説化のイメージが強いが、今作は淡い恋愛小説、あるいは青春小説といっていいだろう。
しかも面白い。
文具店のアルバイトと音楽サークルに精を出す普通の大学生、堀井香恵は、前の住人が置き忘れたと思われるノートを見つける。
そのノートには「伊吹先生」の教師として、また一人の女性としての心情が書かれていた。
伊吹先生に共感し、次第に香恵の日常も変わっていく。

序盤の万年筆うんちくが意外と面白かった。
万年筆と一口に言ってもいろいろあるものらしい。
少し欲しくなってしまうくらいだ。

そして今作の「仕掛け」だが……してやられた。
これは見破らないといけなかった。
後から考えれば張りすぎるほど伏線は張られていた。
作者がほのめかすまでまったく思いもしなかった。
まさか隆と石飛さんが同一人物だとは。
石飛さんの下の名前が出ても全く気付かず。
隆を「たかし」と読むことに
何の疑いもなかった。

そして物語終盤で明かされる衝撃の事実。
これもノートの内容から可能性を考えてしかるべきだった。
いやしかし伊吹先生がすでに故人だったとは。
香恵と一緒に愕然とした。

心に染みいる名作だと思う。
非常に面白かった。


評価:A+


クローズド・ノート (角川文庫)クローズド・ノート (角川文庫)
(2008/06/25)
雫井 脩介

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Edit / 2010.10.19 / Comment: 2 / TrackBack: 0 / PageTop↑
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Author:gaker
福井晴敏と本多孝好が好きです。大好きです。
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2008 11/13(木)開設

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