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愚者のエンドロール
カテゴリ: 米澤穂信 / テーマ: 感想 / ジャンル: 小説・文学

「誰でも自分を自覚するべきだ。でないと。……見ている側が馬鹿馬鹿しい」


第二百十七回
米澤穂信の『愚者のエンドロール』

解決編が存在しない文化祭に出展されるミステリーの自主製作映画の結末を当てて欲しいと、上級生の入須に依頼された、奉太郎達古典部。
気乗りしない奉太郎だが、千反田えるに押し切られる形でその依頼を受けることとなった。
果たしてその真相とは。

氷菓が微妙だったからあまり期待せずに読んだ古典部シリーズ第二弾。
いやはや、面白かった。
奉太郎の語りもあまりくどく感じなかったし。
何より奉太郎のチョロさに好感を持った。
入須にころっとだまされ、上手いこと使われる様はとてもミステリーの主人公とは思えない。

何というか『インシテミル』を読んだ時も思ったが、米澤穂信は骨の髄までミステリー作家なのだなと思った。
割と好感が持てる。

しかし、入須の言うことは、彼女の本音ではなかったが、本質をとらえているように思う。
私は自分の能力を正しく把握している人間が好きである。
過剰な謙遜は正直煩わしい。

これで一気に続きが楽しみになった。
ある程度原作を読んだら、ツタヤでアニメも借りて見てみようか。


評価:A


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(2002/07/31)
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Edit / 2013.06.30 / Comment: 2 / TrackBack: 0 / PageTop↑
RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日
カテゴリ: 荻原規子 / テーマ: 感想 / ジャンル: 小説・文学

「おれが必要だって、言えよ」


第二百十六回
荻原規子の『RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日』

ついに始まった学園祭。
そこで、泉水子は高柳の罠にはまる。
それに気付いた泉水子は怒りを爆発させ、事態はとんでもない方向へと向かっていく。

一つの山場となる学園祭である。
とはいえ、泉水子は黒子なので、学園祭それ自体ではなく、高柳との対決、もっと言えば、泉水子自らの中にある姫神の力との対峙がメインである。

にしてもいつのまにか深行は泉水子にぞっこんだな。
べた惚れではないか。

ちなみにアニメは、この巻までで終わりとなっていた。
尺が足りなかったようだ。
最終巻は第六巻。
サブタイトルは「星降る夜に願うこと」である。
いやあ、いいサブタイだ。
これまでとは雰囲気をがらりと変えてきているのもいいし、この手のタイトルに私は弱いのだ。

高柳との決着もつき、世界遺産候補も決まった。
物語はいよいよクライマックスである。
世界遺産候補についてだが、はっきりと泉水子だと言明されてないのが気になったが、まあひっかけということもないだろう。
前後の文脈から考えても間違いなさそうだ。
他に該当者もいないし。

早く六巻が文庫化しないか楽しみである。


評価:A+


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Edit / 2013.06.23 / Comment: 0 / TrackBack: 0 / PageTop↑
RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女
カテゴリ: 荻原規子 / テーマ: 感想 / ジャンル: 小説・文学

「今のは、なしにして。他の女の人の話をするの、好きじゃないから」


第二百十五回
荻原規子の『RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女』

生徒会執行部として、学園祭の準備に追われる泉水子たち。
そんな中、泉水子は衣装の着付けのモデルを務めることになる。
姫神の出現を恐れる深行。
そして、講習会の終了後、出てきたのはやはり姫神だった。

ほのめかされていたことが、はっきりと当事者の姫神から語られる。
ファンタジーと見せかけて、SFだったか。
展開としては、かなり好きである。
そして一応まだぼかされているが、泉水子こそが姫神であることは読者からしたら一目瞭然である。
一目瞭然すぎてまだ裏があるんじゃないかと疑いたくなるほどだ。
でも、実は同一人物ではありませんでしたでは、オチとしては弱いしな。
やっぱり同一人物なのだろう。

しかし、泉水子はおとなしいように見えて、結構意固地だ。
しっかり普通の女の子ではないか。
深行は最初のつんけんした感じはもうなく、だいぶ態度が軟化している。


評価:A


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Edit / 2013.06.20 / Comment: 0 / TrackBack: 0 / PageTop↑
RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた
カテゴリ: 荻原規子 / テーマ: 感想 / ジャンル: 小説・文学

「どっちも選ばない」


第二百十四回
荻原規子の『RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた』

来たるべき学園祭のために、泉水子ら生徒会執行部は真響の地元の戸隠で合宿を行うことになった。
そこで、真夏の愛馬であるタビが危篤だという知らせが届き、真夏は次元の違う層へと閉じこもってしまった。
真夏を連れ戻すために姫神を呼ぶ決心をした泉水子は、戸隠の神と対峙することとなる。

第三巻である。
三つ子の抱える事情などが明らかになる。
割と話が大きくなってきて面白くなってきた。
九頭竜大神とかいいじゃないか。
そう言えば九頭竜大神と八岐大蛇は何か関係があったりするのだろうか。

深行の泉水子に対する態度も大分軟化してきた。
この先恋愛的な感じになるんだろうか。
まあなるんだろうな。

黒い羽根の生えた深行というのはちょっとシュールだ。
アニメで見たらやっぱりシュールだった。

五巻で完結だと思っていたら、六巻まであった。
しかも六巻はまだ文庫化されていない。
アニメで先に結末を知ってしまうのは嫌だなあ。


評価:B+


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Edit / 2013.06.04 / Comment: 0 / TrackBack: 0 / PageTop↑
プロフィール

gaker

Author:gaker
福井晴敏と本多孝好が好きです。大好きです。
もう家に本を置く場所がありません。

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2008 11/13(木)開設

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