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脳髄工場
カテゴリ: 小林泰三 / テーマ: 感想 / ジャンル: 小説・文学

第百四十一回
小林泰三の『脳髄工場』

ホラーやSF、ミステリチックなものなど、多種多様のものが詰め込まれた短編集。
決してつまらなくはないが、全体的に小粒な印象が否めない。
その中では「C市」が一番好きかな。
全ては無駄だった、むしろ逆効果でしかなかったという絶望感。
小林泰三はクトゥルー神話が好きなのだろう。
たびたび作品に登場する。
私も興味はあるのだが、外国の作品は肌に合わないのと、そもそも何を読めばいいのか分からずに手をつけられずにいる。
誰かお勧めなどあったら教えていただきたい。

他は……う~ん。
なんとなく先が読めるものが多いというか、特筆すべき点はあまりないかな。


評価:B


脳髄工場 (角川ホラー文庫)脳髄工場 (角川ホラー文庫)
(2006/03)
小林 泰三

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Edit / 2011.10.31 / Comment: 0 / TrackBack: 0 / PageTop↑
回帰祭
カテゴリ: 小林めぐみ / テーマ: 感想 / ジャンル: 小説・文学

第百四十回
小林めぐみの『回帰祭』

人が住める星ではなくなった地球からの避難船ダナルーが、ある星に不時着してから300年が経った。
この星では、ダナルーの中央システムの故障により男女の出生比率が9:1となっており、16歳までにカップリングに成功できない男は、復興した地球への船へ乗ることになる。
地球行きに漠然とした不安を感じるアツ。
変わり者の秀才ライカ。
勝気な少女ヒマリ。
3人が喋るウナギと出会ったことで、少しずつダナルーの持つ違和感が表に現れてくる。

ライトなSFといったところか。
導入部からダナルーの謎が明らかになってくるあたりまでは面白かった。
ただ最後の畳み方がちょっと……。
急展開すぎるというか、もっとページを割いて欲しかった。
同じ急展開でも、辻村深月とは違って何だかあっけない。
というかアツが哀れすぎる。
途中まで主人公だと信じていた。
まさかの最後安否不明のままだ。
ヒマリもライカに持っていかれてしまうし。

ラストが尻すぼみでなければもっと面白かったのに。
人間が知らぬ間に管理され飼育されている設定とかは好きだったのだが。


評価:C+


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(2008/11/10)
小林 めぐみ

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Edit / 2011.10.21 / Comment: 0 / TrackBack: 0 / PageTop↑
戦国妖狐 7
カテゴリ: 水上悟志 / テーマ: 感想 / ジャンル: 小説・文学

おれは人間になる


漫画感想第二十一回
水上悟志の『戦国妖狐』第7巻

前巻で千本妖狐と化し、行方知れずになった迅火から主人公交代。
第二部の主人公は千魔混沌の魔神の卵、千夜である。
少し意外。

前巻のラストからどう繋がったのかは不明だが、千夜は目覚めた時、記憶を失っていた。
そして真介と共に、闇と人が共に暮らす村で世話になっていた。
登場した新ヒロイン、月湖の言によると、千夜と真介は空から降ってきたらしい。
そして千夜が目覚めた夜、闇の盗賊団、百鬼夜行が村の子供たちをさらう。
そこに颯爽とと助けに現れた真介だが、酔っぱらっていて使い物にならない。

おれは子供が子供のままで居られるように
子供が戦わなくてもいいように来たんだ!!

そして真介の言葉で千夜は気付く。

なるほど
つまり
おれには戦う力がある

そして圧倒的な力で、百鬼夜行を蹴散らす。
ここら辺のくだりは熱くて好きだ。
百体(多分)の百鬼夜行とその身に千体の闇を宿す千夜。

確かに多勢に無勢!!
百対千だからな
千夜!! 我らの王よ!!

こういうの好きだ。
そして必殺技である。
mini_CIMG1767.jpg
うん、熱いな。

そして翌日、村を正気を失った土地神、狂い神が襲う。
狂い神の目的は千怪の宝玉、つまりは千夜のようだ。
しかも、彼が正気を失ったのは、例の五人組のせいらしい。
つまりは、五人組が千夜を狙っている?
この辺はまだ謎である。
その狂い神との闘いの最中、千夜は吹き飛ばされた拍子に月湖の父親に接触。
月湖の父親は命を落とす。
その後千鬼夜行の連発で狂い神を倒した千夜だが、一発目の弾かれた千鬼夜行の矢で村はボロボロになってしまう。

そして、これ以上村に居たら、また同じようなことが起こると感じた真介と千夜は村を出て旅立つ。
ところが村を出た途端……。
mini_CIMG1768.jpg
こうして月湖が強引に旅についてくることとなった。
その夜、千夜は自分の中の千体の闇に対して、もう戦わないことを宣言する。
そして、謎のマスコット的な闇、なうが旅に同行することとなる。
その後、再登場した八本松剣鬼に襲われたりはするが、荒吹を使いこなせるようになった真介の敵ではなく、平穏な道中が少しだけ続く。
真介とは会わなかったが、たまも少しだけ姿を見せる。
また、千夜は真介と月湖の前で改めて、もう戦わないこと、人間になりたいということを宣言する。
この辺はあれか、妖怪人間ベムに対するオマージュか。
千夜はまさに妖怪人間だし。
だが千夜の中の千体は否定的だった。

なれるわけがない
酒を
米と水に分けられぬように


穏やかな道中は長く続かない。
京都へ旅を続ける一同の前に突然現れた黒龍ムド。
mini_CIMG1769.jpg
やはり龍というのは闇の中でも別格のようで、圧倒的な力を見せつける。
さて、ムドの力はどの程度のものなのだろうか。
千夜が本気で戦えば勝負になる程度なのか。
まさか神雲より強いということはないだろうが。
というか土地神をも倒した千夜より強いのか。
あの狂い神がどの程度の強さだったのかは分からないが、神というくらいである。
それなり以上の強さだったはずだろう。
それと、ムドは龍そのものなのか、霊力改造人間なのか。
多分前者っぽい。
どちらにせよ、千夜は戦う気はないし、中の千体も、龍に怯えて力を使えない。
千体が過剰に龍に怯えるのは、神雲の力をよく知っているからか。
戦わない千夜の代わりに飛び出した月湖が、実は水の土地神だったなうと共に善戦する。
mini_CIMG1770.jpg
ムドに刃を突き立てるが、傷一つ負わす事もできず、月湖はムドにさらわれて7巻は幕である。

ヒロインがいて、ライバルがいて、人間になるという目標もある。
なるほど、作者の言うとおり、少年漫画らしい構成となっている。
そして相変わらず展開が早くていい。
新章に突入したのにのんびりしない。
中だるみ一切なし。
スピード感がある。
そして非常に続きが気になる引きだ。
最後にたまらしき人物も出てきたし。


評価:AA+


戦国妖狐(7) (ブレイドコミックス)戦国妖狐(7) (ブレイドコミックス)
(2011/08/10)
水上 悟志

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Edit / 2011.10.04 / Comment: 0 / TrackBack: 0 / PageTop↑
君に届け 14
カテゴリ: 椎名軽穂 / テーマ: 感想 / ジャンル: 小説・文学

……心臓……はれつする?


漫画感想第十九回
椎名軽穂の『君に届け』第14巻

修学旅行編である。
本筋も進めつつ、脇のキャラクターたちにもスポットが当たっていた巻だった。
特に脇の方は結構いろいろ進展やなんやかんやがあってよかった。

さて、まずは本筋の方だが、少女漫画、というか恋愛を扱った漫画において(特に学生ならなおさら)キスというのは、告白の次に来る山場だろう。
爽子と風早はまだこのイベントを済ませていないのだが、この巻においてついに……?

……目
つぶって


mini_CIMG1764.jpg
この二人して目をぎゅーっとつぶってる感じ!
初々しい!
たまらん!!
しかし二人の初キスは、やのちんがたまたま通りかかったことで未遂に終わる。
珍しく空気を読まないやのちんである。

そしてそのやのちんだが……切ない。
前巻でぽっと出野の茂木に告白されて付き合うことになった訳なのだがキスをしても、二人で会ったりしてもどうもしっくりこないご様子のやのちん。
そして茂木は茂木で、真面目ぶったツラして一発かましたかっただけのようで、しかもそれがやのちんにばれ、二人は早々と別れることになる。
まあ男子高校生なんだし、風早より健康的といえば健康的ではある。
本人に聞かれたのは馬鹿だが。

普段のやのちんなら、くだらない男に引っかかったなー、くらいで終わるのだろうが、今回は少し違ったようである。
爽子やちづの恋する姿、爽子が風早に愛されてる様子を見て、自分もそうなれたらと思っていたやのちん。
ピンやケントに今まで好きになった人はいるかと聞き、いると答えられ、落ち込んでみたりする。
特にケントに聞いたときは、別れた直後だったこともあり、涙を流しながら心情を少しだけ吐露する。

自分からすきになったことない
「すきだから」つきあったことなんてない


mini_CIMG1765.jpg

あんなに一生懸命告白したりされたりしてるのを見てたら
あたしも
なんだがあたしもそうなんじゃないかって
もしかしたらあんなふうに一生懸命告白してくれたんじゃないかって
もしかして大好きになるんじゃないかって
そう思ったのよ

そして強がるやのちんをケントは何も言わず優しく抱きしめる。
いい男すぎるだろ。

最後に龍とちづだが、龍が違うクラスの女子に告白されたと知り、もやもやするちづ。
そのことを龍が話してくれなかったこと、龍に好きな人がいることも知らなかったことがご不満な様子……って、あれ?
龍一回告ってなかったか?
すきだよって。
そしたらちづは知ってるって。
あれはつまり「幼馴染」としてのすきだとちづは思ってたってことか?
あきれるほど鈍い。

しかし、自由行動の際、ジョーがどこかに消えた時に龍が今度こそかました。

…うれしかったんだよ
千鶴が
ちょっとでも俺のすきな奴を気にしてんのが
……うれしかったんだよ


mini_CIMG1766.jpg
龍が攻めきった。
しかし千鶴の反応は、龍をそんなふうに見たことはないとのこと。
いやいや嘘を吐け。
あのリアクションはもう完全好きじゃん龍のこと。

ともあれ、爽子、やのちん、ちづの三人にそれぞれ動きがあったこの巻は面白かった。
いやまあこの巻も、か。

それぞれの
新しい季節がきます

しかし続きが気になる。
早く読みたい。


評価:AAA


君に届け 14 (マーガレットコミックス)君に届け 14 (マーガレットコミックス)
(2011/09/13)
椎名 軽穂

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Edit / 2011.10.01 / Comment: 0 / TrackBack: 0 / PageTop↑
プロフィール

gaker

Author:gaker
福井晴敏と本多孝好が好きです。大好きです。
もう家に本を置く場所がありません。

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2008 11/13(木)開設

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D:ん~、微妙
E:読み進めるのが苦痛
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