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ムダヅモ無き改革
カテゴリ: 大和田秀樹 / テーマ: 感想 / ジャンル: 小説・文学

今回は小説ではなく漫画の感想。
大和田秀樹の『ムダヅモ無き改革』
少し前に爆発的に流行った麻雀漫画。

まず、冒頭の「この作品はフィクションです。実際の人物とはあまり関係ありません。」という文章を踏まえておいていただきたい。
まず主人公は第89代日本国内閣総理大臣、小泉ジュンイチロー。
実際の人物とはあまり関係ありません。
第一話の敵となるのはアメリカ合衆国大統領、ジョージ・W・ブッシュ。
もちろん実際の人物とはあまり関係ありません。
そして脇を固める杉村タイゾー、ゆかりタン、麻生タロー。
二話以降の敵、金将軍にウラジーミル・プーチン。
関係ないったら関係ないのだ。

内容は非常にバカバカしく、くだらない(褒め言葉)。
国士無双十三面待と書いてライジング・サンと読む。
さらにあとでまた触れるが白一色(!)なんてものまで。
ちなみに天地創造と書いて、ビギニングオブザコスモスだ。
勝手に役満を作るな(笑)
さらに過激で、洒落の通じない人の目に入れば色々と問題になりそうなくらいだ。
作者が嫌いな人は何か個人的な恨みでもあるのかというほど悪くかかれている。
菅ナヲトとか、偉大なる北の首領様とか小物過ぎる。

そして皆さん豪運ぞろいだ。
役満などは当たり前。
天和、地和何でもござれだ。
しかし、これをリアリティーがないなどと言ってはいけない。
人生において成功を収めた、社会的地位のある人物の運が凄くて麻雀が強いのは麻雀漫画では当たり前なのだ。

そしてこの漫画内では、外交とはすなわち麻雀である。
首脳会談とは国のトップ同士の対局である。
第一話では、点F-15というアホすぎるレートだ。
麻雀漫画につき物のいかさまのスケールもでかい。
牌をツモる時に恐ろしい握力で表面を抉り取り白を作り出す「轟盲牌」は小泉ジュンイチローの得意技だ。
バカすぎる(笑)
そして、最後のプーチンとの対局では青天井でとんでもない点数がやり取りされる。
さらにいかさまを防ぐため一個150グラムの劣化ウラン牌が使用される。
重いだけではなく、無理に削り取れば激しく燃焼する。
つまり轟盲牌封じだ。

まずタイゾーがライジング・サンをアガり、七百八十六万四四〇〇点。
しかし直後にプーチンがチンイツ三暗刻四カンツドラ20の千五百八十三兆二千九百六十七億四千三百九十九万七八〇〇点をアガる。
青天井の本領発揮だ。
普通の麻雀ではまずお目にかかれない点数だが、小泉ジュンイチローはこんなものではない。
轟盲牌で、己が身を焼きながら、手牌全てを白に変え、天地創造(ビギニングオブザコスモス)をアガる。
新しい役満だ、白一色だ。
その点数は驚くなかれ、九〇八溝六五一九穣五〇二四禾予(じょ)三五九四垓八三四九京九二八三兆六八五七億六一三五万一七〇〇点。
数字で表せば、90865195024359483499283685761351700点だ。
うわぁ。

あとバカバカしいだけじゃなくて無駄に熱い。
台詞を一部引用する。

「や やめてください小泉さん!!それ以上やったら…小泉さんがチリになって燃え尽きてしまう!!」
「ならばその時はそのチリを集めて敵の前に置けッ!!たとえこの身が塵芥に成り果てても私はこの国を守る!!!」



現在でも時々続きが連載されているようで、今度はバチカンが相手のようだ。
バチカンも倒したら、次は……宇宙か?



評価:AA




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Edit / 2008.12.29 / Comment: 0 / TrackBack: 0 / PageTop↑
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Author:gaker
福井晴敏と本多孝好が好きです。大好きです。
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2008 11/13(木)開設

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