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ルートダブル - Before Crime * After Days - Xtend edition
カテゴリ: ゲーム / テーマ: 感想 / ジャンル: 小説・文学

『ルートダブル - Before Crime * After Days - Xtend edition』

お久しぶりです。
みーまーの感想を最後まで書くのがだるくなってそのまま遠ざかってしまいました。
シリーズものの感想書くのはなかなかむずい。
半年くらい? 放置してしまいました。
その間も色々読んだり見たりやったりしてました。
ただそこまで心が動かされたものはなかったかな?
あ、ダンガンロンパは面白かった。
1・2共にぶっ通しでやった。
それと今やってる『凪のあすから』がかなり面白い。
もう何角関係か分からない感じが凄い好き。
めちゃくちゃどろどろしてる。
まあそれはそれ。
完結したら感想は書くかも書かないかも。

さて、ルートダブルだ。
あ、ネタバレ全開です。
発売された当初にネットで少し情報を見て、その設定にかなり興味を引かれたのだが、これだけのためにXboxを買う気にはなれず見送っていた。
それがPS3に移植されたと聞いたので買った。
とにかく設定がキャッチーである。
舞台は2030年。
原子炉のある研究施設で爆発事故、そして閉じ込められた九人。
蔓延する放射線、数が限られた被曝防止薬。
科学的に立証された超能力。
記憶喪失、被検体、テロリスト。
うん、大変おもしろそうである。
ネットの評判もネタバレを喰らわない程度にちらっと見たが大体行為的な評価のようだった。
という訳で期待してプレイしたのだが……。
ちくしょう、裏切られた。

本作はタイトルでも示されている通り、W主人公である。
記憶喪失のレスキュー隊長である笠鷺渡瀬の視点で事故が起こった後、脱出に向けて奮闘する√A。
適正度Sのコミュニケーターである高校生、天川夏彦の視点で事故に至るまでを回想する√B。
まあ、詳しいあらすじなんかはググって頂きたい。
そして、√A、√Bの両方をクリアすると√C、それをクリアすると√Dである。

ストーリーの内容に踏み込む前に最初からずっと気になっていた事をひとつ。
女子高生組の肩の膨らみは何なのだろうか?
上腕筋が異常に発達している説、実はバブル世代なので肩パッドをしてる説などが浮かんだがどっちの説も頭おかしい。
実際の所は服が変わると膨らみがなくなったりしたし、服が破れた絵もあったため、その膨らみの中は空洞らしいことがわかったが、何か気になってしまった。
そして一度気になるとずっと気になってしまったのだ。
多分意味なんてないだろうが、要するにそういう服ってだけか。

内容だが、まあ何というか色々と先読みができてしまったのがちょっと……。
√Aから始めたのだが、まあ√Aの段階ではそこそこ面白かった。
宇喜多が35歳という年齢にもかかわらず総白髪で、しかもだいぶ額が後退してるのが気になったが、それはいい。
√Aの段階での私の考えはこんな感じだった。
・ADはなんかヤバ気な薬。
依存性があるとか?
精神的にやばくなるとか?
悠里が投与の度に嫌がってたし、そもそも近未来だからって被曝予防薬というのは少し便利すぎる気がした。
っていうかそもそもNエリアに原子炉なんてないのは最初からわかってる事だし、これは原子力災害ではない。
ハッタリに原子力を使うとはなかなか肝が太いが、これはそもそも3・11以前から作られていたもののようなのでまあ仕方ないか。
・ケースNのNは夏彦の頭文字?
序盤の渡瀬が記憶を失う前の描写からも夏彦が怪物っぽい。
そして被検体Nも夏彦か?
と思ってたが凪沙の死体(あの時点では生きていたようだが)の発見時に風見が凪沙の名前を出した事から混乱。
凪沙が重要人物であるのは明らかだったが、渡瀬の記憶の件もあるし結局判断保留。
夏彦が普通(とは言えないが)の高校生活を送っていると恵那もいっていたしよくわからんくなった。
・渡瀬、宇喜多はテロリスト
これはまあ間違いないだろうと思った。
詳しい事情まではまだ分からなかったが、渡瀬の記憶戻ったらやばいんじゃないかと思いながら読み進めた。
ということはつまり風見と洵はは何も知らないレスキュー隊員という事だろう。
サリュが逃げるのもそれが理由だろう。
・悠里の死体は現実? 幻?
わからなかった。
どっちだとしても説明がつかない。
・幻聴の正体は夏彦のBC
まあこれは誰でもわかるだろう。
・カメラの映像でましろの顔が不鮮明だった理由
わからないが重要な伏線だと信じていた。
あるいは黒幕の可能性も疑ってた。
・センシズシンパシーシステムの意味
いや何かチュートリアルでピンと来てしまったのだ。
そして魂を作る実験のくだりで確信した。
中盤で明らかになる一つ目の意味と、物語の最後に明らかになる本当の意味にも。
何故なら似たような設定のゲームをしたことがあったからだ。
そしてクリア後に知った事だがそれと本作は同じ人がストーリーを手掛けているらしい。
知ってれば、買わなかったよ……。
でもタイトルも似てるね。
設定もそっくりだね。
あっちもW主人公的な感じだったね。
気付かなかった私が悪いね。
・みんながいっせいに発狂した原因
この時点ではよくわからず。
まあ何かしらの理由はあるのだろうくらい。
・天川美夜子が黒幕だ
と思ってた。
だって閉じ込められた9人で脱出する事が最終目的ならそのなかには黒幕はいないってことになるし、凪沙(この時点では謎の少女)はもう死んでるし、他に候補がいない。
まさか何もかもQと鹿鳴市が悪いってことで収めるとは思わなかったよ。
・恵那は何者か?
ただの教師ではないということしかわからず

で、√Bである。
まあ序盤から速攻で悠里が実在しない感を隠そうともしてないね。
ただ、√Aで実在してる事もわかってるので9年前に死んだと見せかけて実は生きてましたとなるところまで予想できてしまうよね。
だから幻の悠里が消えても何も思う所がないよね。
そして日常パートがだるいだるい。
斜に構えた夏彦の態度もアレだし、男友達が存在しないのもアレだし、ましろが通い妻なのも、サリュまで同居するのも、なにもかもが何かアレだ。
一応その全てに理由はあるが、幼少期からましろと悠里との三人の描写ばっかりだったからな。
どっちにしろ男友達はいなかった気がする。
というかストーリーに必要ない要素だからいないのかな。
まあプレイ中は色々ストレスに感じる所もあったが、上記のとおり、理由は後に明かされるので、夏彦についてはまあ許容範囲か。
サリュも同じ理由でまあ多少おかしな行動をとってもまあまあって感じ。
ただ、ましろがちょっと怪しいってくらいで通りすがりの人にエンパシーを使ったり、テロリストを独力で何とかしようとしたりするのがちょっとなあ。
結果的に夏彦達がラボにいかないと解決しなかったってのも事実ではあるんだけど、この段階では子供の稚拙な正義感でしかないんだよなあ。
しかもそれを肯定的に描いてるのがまた何とも。

あれ? でも夏彦達がラボに行かなかったらどうなってたんだろう。
風見達は足音を聞かないから地下にはいかない。
ああでも渡瀬堂島桧山の悪意感染は免れないか。
となると疑心暗鬼の末に殺しあって全滅かな。
悠里も死ぬなこれは。

√Cは√Aを夏彦視点から描いたもの。
色々と謎が明らかになる。
とはいえ、記憶の破壊、改竄か。
それは何でもありすぎないか?
確かにそれで説明がつく事も多いが、逆に今度は全ての記憶を疑わなくてはならなくなるではないか。

で、√Dだ。
最初にW主人公といったが、実質この物語の主人公は夏彦だ。
この段階まで来ると渡瀬はもはやパシリに近い。
真相が次々に明らかになるが、突っ込み所も増える。
みんながいっせいに発狂した原因は被検体N=凪沙の悪意に感染したせいね。
とはいえ凪沙本体は死んでいるため、センシズシンパシーで凪沙の残滓を消去する作業が始まる。
この辺り、凪沙の言っている事はかなり正論に感じたのだがどうなのだろう。
肉体が死んでいる以上、残されたものは悪意感染者の中に残る残滓だけなわけで、それを消すってことは要するに殺すという事だ。
特に風見の中の凪沙なんかはそれが顕著だ。
結構あっさり消すよなあとは思ったが、まあ、あの状況を考えればやむなしではあるか。
それでももうちょっと同情してあげても良くない?
悠里とかそういう役じゃない?
それに正しい記憶に修復とか言ってるのも所詮夏彦達に都合のいい記憶なんじゃない? とか。
そういう意味では悠里も夏彦の記憶をいじってる。
確かこれも正しい形に修復しただけだとか言ってたけどそれはさすがに信じられんわ。

そういえばネットの評判だと夏彦ウザい、渡瀬の方が格好いいというのが主流のようだったが、私としてはむしろ逆かな。
夏彦が渡瀬を許せないのは普通だと思うのだがなあ。
本意ではないとはいえ、自分も幼馴染も殺されかけて、記憶を戻したらやっぱりまた殺そうとしてきて。
そりゃあ心からは信用できんよ。
それと悪意に感染しても速攻で発狂した宇喜多や洵と違って風見はだいぶ長く正気を保っていた。
それは凪沙との関係性もあるのかもしれないが、精神力によるところが大きいように感じた。
だとすれば渡瀬ももうちょい頑張れよと。
まあ、そもそもテロに手を染めている時点で渡瀬の中には悪意が存在するので、その辺もあるのかとは思うが。
っていうか色々綺麗事言ってるけど渡瀬はテロリストだ。
人的被害は出さない予定だったらしいけど、例の爆弾とか仕掛けたらどうなるかわからん、っていうか普通に地上で待機してる人が何人か死ぬだろうよ。
Qの本性にいつまでたっても気付かないあたりもポンコツだよなあ。
最後の最後で団地爆発の犯人はQだ! とか言われても、いやいや渡瀬今まで気付いてなかったんかい、ってなるわ。
まあそれは他の登場人物にも共通してる事なんだけど。
っていうかこれがこの物語の一番の欠陥かな?

宇喜多の露骨な冷遇、小物っぷりもなんかな。
これなら堂島か桧山のどちらかを残しといたほうがよかったんじゃないかと思う。
それと洵がなんかその、嫌いだ。
精神的に未熟すぎる。
二十歳なのに大人なのに。
他の登場人物は割と嫌いではないか。

夏彦の冷静ぶってるけど実は情熱家ってのはロボノのカイに通じるものがあって好きだ。
ただ、エピローグにおいてもどうやら三人からの好意を受けていながら誰かを選ばずにいるのはいただけない。
どうせ悠里を選ぶんだろうし早くましろとサリュは振ってやれよ。
サリュはともかくましろをキープするのはエグい。
でもまあキスしちゃったからなあ。
その時は悠里は死んだものだと思っていたとはいえあれは早まったよなあ。
情状酌量の余地はあるが、16歳の女子高生のファーストキスというのは重いぞ。
渡瀬が風見にしたキスとは責任の度合いが違う。
まあでもそこ以外は巷で言われてるほどクズだとは思わない。

次はましろだが一番お気に入りかもしれない。
基本的に振られた人に感情移入してしまう。
ましろはまだ振られた訳ではないが、夏彦は悠里だろうしなあ。
報われない感が凄い出てる。
ただ、√B以外での出番、役割が少なすぎる。
この辺も不遇。

次、悠里。
悠里は何と言うかちょっと人間味に欠けるな。
嫌いではないが好きにもなれない。
夏の大三角形、彦星と織姫のくだりはまあ、よく使われるモチーフではあるのだが、どうもシュタゲを思い出してしまったな。
でも本編内ではなかったか。
だーりんのまゆりルートだけか。
そういえば悠里は夏彦の2つ上なんだったか。
16歳と18歳って結構違う気がするがなあ。
小学生と幼稚園児ならなおさらだ。
悠里がお姉さん感を出してる場面ってないんだよなあ。

次、サリュ。
何か色々と設定を盛りすぎてあざとい感じもするが、まあ許容範囲。
夏彦への恋慕は多分自分でもいってる通り、他に比較対象になる異性がいない事が主な原因だと思うよ。
ただ、悪意に感染してないにもかかわらず、殺す事に躊躇がなさ過ぎるのが少しアレか。
私は最初はほとんどバッドエンドは見ずに進んだため、クリア後にバッドエンド回収した際に知ったのでかえって違和感があったのかもしれない。

次、渡瀬。
記憶が戻った事によって消えた、「記憶喪失時の渡瀬」が最後にキーになると思ったがそんなことはなかったぜ!
上でもいったが、結局テロリストなんだよな。
本人もそう言ってるが、エピローグでおれは罪を償ったぞ! とか言ってるのはちょっと引くわ~。
あれだけやっといて、司法取引の結果懲役一年弱ですかい。
それにあれは傷害ではなく殺人未遂だ。
悪意に感染していたとはいえね。
Qに被検体を預ければどういう扱いをされるかについては考えなかったのかとか、色々突っ込みたい所がある。
っていうかまず宇喜多のいうことを簡単に信じすぎだ。
どうも頭が弱い印象がある。

次、風見。
ある意味ラスボス的な存在ではある。
クリア後のおまけで見れるエピソードは、狙いすぎててちょっと微妙。
ところでこれは夏彦にも言える事だが、葬儀や通夜何かの際に凪沙の遺体に触れてみたりはしなかったのか?
眠らせてたんだったか? 割とすぐばれそうなもんだが。
そういやシリウスのAチームは色々と因縁ある奴が集まりすぎだ。

次、恵那。
役人でした。
まとも度でいえば一番まともかも。

次、天川博士。
黒幕だと思っていたが、普通にいい人ってことだった。
とはいえエピローグで普通に裁く側に立ってるのはおかしい。
いやいや、お前は裁かれる側だろうと。
なにしれっと恵那と一緒に鹿鳴市の欺瞞を暴くとか言っちゃってるのだ。
それはないわ~。ほんとない。

亘、はどうでもいいや。

最後、凪沙。
全く救いが用意されてない。
悠里との待遇が違いすぎてひどい。
せめて正気を保ってる時期のエピソードとかがあればよかったんだけど。
そういえば凪沙を殺したのは堂島か桧山のどっちかなんだよな。
この辺はっきりとしてなかった気がする。
さらに言えば堂島だったか桧山だったかは忘れたが、このどっちかは拷問でも受けたかのような殺され方だったはずなんだが、そのへんも説明なしだったな。
幼少時は髪のボリュームがありすぎるのが気になった。

さて、ここらでマイナスに思った点を挙げておこう。
まず、TIPSだ。
シュタゲやロボノなんかでもあった、専門用語や作中設定を説明してくれるアレだ。
シュタゲとかでは事実だけを感情を交えずに解説していたような記憶がある。
一方本作のTIPSはなんというか作り手の意見とか、作中で説明あるいは表現されるべき登場人物の側面なんかが結構あって、違和感、もっと言ってしまえば不快感があった。
作中設定だけならまだ許せたかもしれない。
だが、実在する用語などにまで製作者の私見を捻じ込んでくるのは押しつけがましい。

あと、上でもいった天川博士が許されてる件。

夏彦が誰も選ばなかった件。

渡瀬と宇喜多が一年で出所してる件。

顔も出てこないQと鹿鳴市に全ての責任を押し付けてる件。
登場人物に悪人がいないというのは、こういった設定の作品では致命的な欠陥だと思うのだが。

センシズシンパシーが何でもありすぎ。
記憶改竄はずるい。

宇喜多の冷遇。
エピローグの個別エピソード宇喜多だけねえし。

√Bでも学校内のテレパシーでの生徒たちの会話。
寒すぎる。
Ever17を彷彿とさせる。

渡瀬がQの本性にいつまでたっても気づかず、それを教えるのが物語の最後の盛り上がりのシーンになる件。
馬鹿か。

鹿鳴市の外が全く描かれない。
外ではコミュニケーターに対して差別的だという情報はあったが、そのへんどうなの。

とはいえ、Ever17よりは面白かった。
色々考察する気にもなる。
例えば、コミュニケーターは人間の進化の産物ではなく、遺伝的な疾患を持って生れた人間なのだろうとか。
寿命の件とか、N化の件とか、そう考えた方がしっくりくる。

センシズシンパシーシステムについても触れておこう。
システムを物語の設定に絡めてるのはいいと思う。
できればもうちょっと隠して欲しかったが。
選択肢ではないという謳い文句だったが、実際の所選択肢と変わらんよなこれ。

まあこんなところか。
面白い所もあったが、やっぱりマイナスの方が多く感じられたな。


評価:D


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Edit / 2014.02.16 / Comment: 1 / TrackBack: 0 / PageTop↑
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん6 嘘の価値は真実
カテゴリ: 入間人間 / テーマ: 感想 / ジャンル: 小説・文学

 みーくんは、わたしが死んじゃったら泣く?


第二百三十回
入間人間の『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん6 嘘の価値は真実』

狂気の館を無事抜け出し、みーくんを取り戻した僕。
そんなある日、体育館にライフルを持った男が現れた。

よくよくまあ僕の周りでは猟奇的な事件が起こるものだ。
今度はライフル持った変質者の登場である。
その犯人と、僕との駆け引きの間に、様々な登場人物たちの一幕が描かれる。
浩太と杏子と一樹、恋日先生、初登場の海老原香奈恵、湯女と奈月さん。
まあここで何の脈絡もなく初登場の人物が現れるからには意味があるのだろう。
しかも何か倒れてるし。
そして最後まで読んでからくりは理解できた。

ゆずゆずは、二巻にわたってヒロインを務めたので今回はほぼ出番なしである。
そしてマユが復帰。
んで犯人に撃たれる。
もちろん僕もである。
毎回毎回満身創痍になる僕だ。

ちなみにあっさり理解できてしまったからくりだが、少し無理やり感があるというか。
しかもこれでは誰も騙されんだろうという気もする。
まあでもこういう展開自体は嫌いじゃない。
次巻はどうなるのか。
もう今は知っているのだが、読んでいた当時は結構気になった。

恋日先生病んでるなあ。
でも僕の前ではちゃんとした大人であろうとしている所が好きだ。
しかし実家では完全なるニートである。

この作品はパロディネタが多いんだよな。
正直あまり好きではないのだ。
ちょっとくらいなら、まあという感じだが、これだけ多用されるとちょっと閉口する。


評価:A


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Edit / 2013.09.08 / Comment: 1 / TrackBack: 0 / PageTop↑
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん5 欲望の主柱は絆
カテゴリ: 入間人間 / テーマ: 感想 / ジャンル: 小説・文学

『ひーろー』


第二百二十九回
入間人間の『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん5 欲望の主柱は絆』

絶賛閉じ込められ中の僕と伏見。
そして襲われ、両腕をへし折られ、伏見まで姿をくらましてしまった。
真相はわかっていても解決する手段を持たない僕は、ただその時を待つしかなかった。

4巻と上下巻構成である。
引き続きヒロインを柚々、いや、ゆずゆずがつとめる。
やー、あざといです。
しかしゆずゆずはこの狂気の館においても最後までしっかり正気を保っているのである。
僕の方が脆かった。
まあそれは当然ともいえるのだが。

それにしても本当に狂人しか出てこないな。
ミステリー仕立てではあるが、トリックとかそういうのはない。
謎解きを楽しむ種類の小説ではないのだ。
どちらかといえば動機かな、重要なのは。
それがまたいかれているのだが。

事件の真相が明らかになっても、この館から出られない。
食料もない、いや、ない訳ではないことが問題なのか。
正直この手のネタは好きである。
脱出方法は皮肉ではあるが、実際、十九日間絶食したらそんなに痩せるものなのか。
湯女辺りは最初から脱出できたのではないか。
疑問ではあるが、突っ込むのは野暮というものか。

そして僕は、みーくんを取り戻す。
僕が「まーちゃん」と呼ばなくとも、マユが僕を「みーくん」と認識したことは多分重要なことだ。
もう最終巻まで読んでいるので、なおさらなるほどと思える。

ゆずゆずは作者もお気に入りなのだろう。
だがやはり、次巻とかであっさり死にそうで怖いと読んだときは思っていた。


評価:AA


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Edit / 2013.09.03 / Comment: 0 / TrackBack: 0 / PageTop↑
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん4 絆の支柱は欲望
カテゴリ: 入間人間 / テーマ: 感想 / ジャンル: 小説・文学

 だから、私はこの声を認めてくれる人を、簡単に好きになった。


第二百二十八回
入間人間の『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん4 絆の支柱は欲望』

マユが、破綻した。
あまりにも容易く。
僕はマユを直すため、みーくんを取り戻すため、かつて自分が住んでいた家へと向かう。
お隣さんであった伏見柚々をつれて、今は違う家族の住む、かつて自分が監禁されていた家へ。

まさかのヒロイン交代である。
前巻で鮮烈に登場した柚々が破綻したマユに代わって一時的にヒロインを務める。
そして、クローズドサークルである。
閉じ込められてしまったのだ、民家に。

色々と無理やりな舞台ではあるが、こうなってしまったからには当然連続殺人が始まってしまうし、やっぱり僕はぼこぼこにされる。
途中までは順調だったのにね。
僕は早い段階で犯人がわかっているようだが、あくまで目的はマユを直すためのものを持ちかえることなので、それを手に入れるまでは、探偵役をやったりはしないのだ。

かなり印象的な人物が登場する。
大江湯女である。
まるで僕のドッペルゲンガーのような、言動が似偏った女だ。
それゆえに、犯人でもないだろうし、死にもしないだろうと根拠なく思った。

っていうか死にそうでひやひやするのは柚々である。
奇人変人狂人が跋扈する大江家で、健全な神経を持った柚々は着々と追い詰められていく。
そして僕にベッタベタである。
マユの居ぬ間に僕との距離を詰めようという作戦か。
いや、そんな打算を入れる余裕は彼女にはないだろう。
よって天然である。
恐ろしい少女だ。

さて、僕が殴り倒されて、腕をへし折られた所で次巻に続くのである。
柚々の安否も気になる所だ。


評価:A+


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Edit / 2013.08.21 / Comment: 0 / TrackBack: 0 / PageTop↑
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん3 死の礎は生
カテゴリ: 入間人間 / テーマ: 感想 / ジャンル: 小説・文学

「しゅ、しゅがーくりょこうには、行きませぬな?」


第二百二十七回
入間人間の『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん3 死の礎は生』

二月。
街では動物たちが虐殺されていた。
そしてとうとう人間の死体が出る。
そんなある日、僕は死んだと思っていた妹と再会する。
動物を殺しては食べる癖のある悪食の妹に。

相も変わらず嘘をつく僕と、壊れたマユだ。
それはともかく、電撃的に登場した一人の登場人物に私のハートは鷲掴みである。
伏見柚々さん、ちょっとあざとすぎやしませんか?
しかも、この作品としては珍しく、常人なのだ。
いや行動は十分奇人変人の部類に入るのだが、その心根というか根っこの部分がとても健全なのだ。
それだけに、犯人である疑い、そしてそれ以上にあっさり死体になって転がってしまう可能性が頭をちらついた。
しかし柚々は、まっとうな常人としてしっかり生き残るのだ。
無論だからと言ってこの先死なない保証はないのだが。
むしろ、僕に対する好意がだだ漏れな所とか、物語の終盤で死にそうで怖い。
ちなみに、その好意に対して僕は気付いていない……ふりだろうねえ、これは。
僕は壊れてはいるが、愚鈍ではない。

さて、この巻の最後でさもにもうとが死んだような感じが出ているが、まあそれだけに多分生きているのだろう。
まあ実際は先の巻まで読んでいるのでこんなことを書く意味はないのだが。
でも3巻を読んだ段階でもそう思いましたよってことで。

文章のくどさがだんだん癖になってきたかも。
かなりハイペースでこのシリーズを読んでいる。
どいつもこいつも狂人ばかりだが、それだけにまっとうな人たちが引き立つ。
恋日先生に奈月さん、そして柚々だ。
彼女たちはかなり癒し系である。
とりわけ恋日先生と柚々である。
僕を認めてくれる、容認してくれる、肯定してくれる、許してくれる。
恋日先生は本当に僕にとって必要な人なのだなと思う。
そして柚々がヒロインすぎる。
まあでも報われはしないのだろうな。
この物語は僕とマユの物語だから。


評価:A


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Edit / 2013.08.20 / Comment: 0 / TrackBack: 0 / PageTop↑
プロフィール

gaker

Author:gaker
福井晴敏と本多孝好が好きです。大好きです。
もう家に本を置く場所がありません。

リンクもトラックバックも昔の記事へのコメントも全部大歓迎です。

2008 11/13(木)開設

評価基準
AAA:凄く凄い
AA:凄い
A:とても面白い
B:面白い
C:暇つぶしには
D:ん~、微妙
E:読み進めるのが苦痛
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